戦後史の正体 [ 孫崎享 ]のレビューは！？

50代 男性さん
戦後日本社会が政治、経済等々あらゆる分野の米国占領政策の影響、及びその協力者達に蹂躙されてきたかが理解できます。現在進行形で未だ継続している従米隷属の姿を理解する上で大変重要な内容が記されている。

年齢不詳さん
今日の日本は米国に都合の良いように作り上げられた国であると解釈できる。 敗戦後日本は、大国にこびへつらう米国追随派が占め、自国の利益を主張し、 米国の不利益になる自主路線派は追放された。 領土問題、原発問題･･･これらは全て米国が陰となり大きく関わっていると。 読めば意外なことばかりで驚かれると思います。 但し、国の歴史的文献ではないので、書かれていることを全て立証するのは 個人では難しいですが。 読み物としては大変面白いですが、全て鵜呑みにしてしまうのも危険です。

年齢不詳さん
この本を読んで目から鱗が落ちたような気がしました。国と国との外交の本質が良く分かり現実の世界の厳しい有り様が理解出来ました。今日迄外務省とか外交官は何をしているのか税金の無駄使いなのではと思ってましたが得心しました。国際舞台で活躍している、或いは志している人には必読の書だと思います。

40代 男性さん
「米国が独裁者を切るときには、人権問題に関するＮＧＯに財政支援を与えて民衆をデモに向かわせ、政府を転覆させる（２０１１年「アラブの春」）」、「英国など植民地から撤退するときは、後に紛争の火種を残していく。かつての植民地が団結して反英国勢力になると困るから（インドとパキスタンのカシミール紛争）」、「欧米が植民地支配をするときは、その国の少数派と手を組む。主流派は、外国と手を組まなくても支配者になれるから」といった現在進行形の事象を冷静に分析している指摘が凄すぎる！

40代 女性さん
戦後から現在に至るまで、いかに日本がアメリカに翻弄されてきたか、そして今もどれだけ犠牲になっているかが、高校生でも読み解ける文章で書かれています。 目から鱗が落ちる本です。 日本人なら一度は目を通しておいた方がと良いと思います。

年齢不詳さん
高校生にもわかるという触れ込みの通り、非常にわかりやすい内容だった。

年齢不詳さん
近代〜現代史の年表を片手に読むといいのかもと思いました。確か、久米宏さんもラジオで評価していたように思いますが・・・不確かな記憶です。

40代 男性さん
現在の官僚、政治家達がなぜ駄目なのか？特に外交にからっきし弱いのはなぜか？この本を読んで納得した。そして日本の現状と将来に落胆。難しい問題をわかりやすく書いている著者に感服です。

40代 男性さん
勉強会の課題図書で購入しました。読んでみて、まさに、目からウロコでした。早速、奥さんと子供たちにも読ませました。ちょうど衆議院選前だったので超タイムリーでした。

60代 男性さん
日本を普通の国にしたい。という政治家に対する政治家、メディアや特捜の対応がこの本を見れば「そうだったのか。」と納得できます。